先日「台北の小米ショップで購入したガジェット類を紹介。Mi 5 やイヤホン、扇風機など」でも書いたように、小米科技(Xiaomi、シャオミ)の最新モバイル端末 “Mi 5” を台湾で購入。まずはファーストインプレッション的に簡単な使用感を紹介したい。
小米の最新フラッグシップ機 Mi 5 のスペックなど
まずはスペックを紹介。Mi 5 には無印の Mi 5(標準版)、Pro(高配版)、Exclusive(尊享版) と3種類あり、それぞれスペックやストレージ容量が異なる。僕が購入したのは1番安価な標準版。
- ディスプレイ:5.15インチ フルHD(1920 x 1080)
- SoC:Qualcomm Snapdragon 820 64bit 1.8GHz Quad-Core
- メモリ:3GB RAM
- ストレージ:32GB
- リアカメラ:1600万画素
- フロントカメラ:400万画素
- バッテリー:3000mAh
- サイズ:高さ 144.55 x 幅 69.2 x 厚さ 7.25 mm
- 重量:129g
- カラー:ホワイト、ブラック、ゴールド
なお(記事執筆時点で)台湾で購入できるのは標準版の白色のみとなっている。本当は Pro あたりが欲しかった…。
小米 Mi 5 の開封からフォトレビューまで
まずは開封の儀からじっくりと…といきたいところだが、実は Mi 5 購入直後に店員さんにガラス製保護フィルムを貼り付けてもらうサービスを利用している。なので開封自体は店舗内でサクッと済ませてしまった。
箱は例によってものすごく開けにくい。Apple のデザインを踏襲するのはかまわないのだが、この開けにくさまではリスペクトしなくても良いのでは。開けると Mi 5 本体とご対面。
僕は Nexus 6P を半年くらい使っており、こちらはカバーとガラスフィルム込みで221gほど。Mi 5 は単体だと129g なので、1円玉100個分くらい軽くなったという印象。
背面はガラス。これまでの小米端末のデザインから洗練された印象を受けた。iPhone系統から、どちらかと言うとサムスンの Galaxy S6 Edge を意識したような印象。ただしディスプレイ面はフラット。
横から見たところ。つや消しのアルミバンパーが上品な感じで安っぽさは微塵もない。まぁこれまでの小米端末と比べたら割高だしこのくらいはしてもらわないと(とは言え他社ハイエンド機の半額程度)。
右側面に電源ボタンやボリュームボタンを配置。実際に使ってみると、電源ボタンがかなり良い位置にあり、非常に使い勝手が良いと感じた。まぁホームボタンで起動はするんだけど、それでもストレスを感じない。
なお、ホームボタンには指紋センサーが内蔵されているので、起動は親指でボタンを押すとロック解除も同時におこなうという方式。Nexus 6P のように指紋センサーに触れただけでは解除しない。
底面にはスピーカーやマイク、充電のための USB Type-C 端子が。個人的には USB Type-C ケーブルが使えるというのがキモで、理由は普段持ち歩いている MacBook と共用できるから。
これは Nexus 6P を購入した際の『Nexus 5X/6P の充電器で12インチ MacBookは充電できる?注意点など』という記事で存分に語っているのでそちらをどうぞ。
電源をオンにする。Nexus 6P は有機ELディスプレイを搭載しているので、普通の液晶ディスプレイは久しぶり。
この青寄りの白が Xperia Z3 Compact を使っていた時を思い出せて新鮮だ。というか Mi 5 は普通に液晶ディスプレイのなかでも発色が良くかなり綺麗。まぁこの辺は別の記事でじっくりとレビューをしたいと思う。
ざっくりとした Mi 5 の使用感
まず台湾で1週間使ってみた所感として
- とにかく軽い
- 動作がサクサクで使っていて心地よい
- 思いのほかカメラが綺麗
- 通知の光の発色や音が綺麗
- micro SD くらいは入れたかった
- 標準設定だと「戻るボタン」が多くの端末とは逆
- バッテリーは普通に1日持ちます
といったところ。その中でも特に良いよ!と思ったところを以下で紹介したい。
軽いは正義!Mi 5 の軽さが良し
画像はガラスフィルムとクリアケースを装着した Mi 5。まぁもともと使ってる端末が Nexus 6P ということで、OS面でも違和感は少なかったので取っ掛かりやすかった。それに大画面スマホを普段から使っているので本当に軽い。
気づいたら現地では Nexus 6P を放置し Mi 5 ばかりを使っていた。LINE が SIMに紐づくタイプのレガシーな仕様なので、そのために Nexus 6P を持ち歩いていた程度。
Mi 5、カメラ結構綺麗に撮れますよ
Mi 5 はセンサーがソニー製だったりレンズ部分がサファイアガラスだったりと、しっかりとハイエンド機のスペックを押さえている。センサーサイズなどで Nexus 6P には敵わないが、それでも満足レベル。
いくつか作例を紹介。
九份にて。日が傾きはじめた時だったので HDR で撮影しているのでちょっと不自然。
成田空港第3ターミナルのステーキ丼。明るく撮れた。
スカイツリーはちょっと残念な感じ。光が飛んでしまっているのと、かなりノイズが目立つ。設定でなんとかなるのかもしれないが、これらの画像はスカイツリーを含めオートで撮影している。
通知の光の発色が綺麗
これは機能に直結しているわけではないが、Mi 5 はディスプレイ面に通知を受けた際に LED が光る仕組みになっている。 iPhone や Nexus 6P などには無いが、Android スマホやガラケーにはよく見られる機能。
LED の発色やほわ~っとした点滅がかなりツボ。これだけでちょっとエレガントな印象を受ける。またアプリなどによって発色が変わるのも、いちいちディスプレイを点けずに済むのでラク。
また、メールなど通知音がアプリに依存しないものに関しては通知音も良い感じ。これは個人の好みに依るとは思うが、なかなか良いな〜。
バッテリー持ちはかなり良い感じ
朝8時半から23時までの約15時間は1回も充電していないのだが30%程度残っていた。まぁデスクワークだからということもあるが、Nexus 6P だと 12時間くらいで20% を切ってしまうので、これは Mi 5 が良いと言っても問題は無さそうだ。
まとめ
というわけで Mi 5 のざっくりとしたレビューでした。まだ台湾で1週間使った程度なので詳しいレビューはまた別記事にて紹介したいと思う。なお同じ小米端末である紅米 Note 3 のレビュー記事はこちら。
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