TransBook T100 Chi レビュー(2)拡張性やキーボードの操作感など

前回の『TransBook T100Chi レビュー(1)キーボード付き10インチで3万円を切る(アウトレット) Windows タブレット』に続き、ASUS の 2in1 Windowsタブレットのレビュー。

今回は T100 Chi のキーボードや拡張性、など筐体のレビューをしていきたい。

【TransBook T100 Chi に関する記事】
・TransBook T100Chi レビュー(1)キーボード付き10インチで3万円を切る(アウトレット) Windows タブレット
・TransBook T100 Chi レビュー(3)バスや電車など移動中でも大活躍の2in1 Windows タブレット

Contents

1. TransBook T100Chi の拡張性
2. T100 Chi キーボードドックのレイアウトや操作感など
3. まとめ

TransBook T100Chi の拡張性

Windows 搭載とはいえあくまでタブレットなので、通常のラップトップPC に比べると拡張性が高いとは言えない。しかし、多くの Windows 搭載タブレットの中ではかなりインターフェイスが充実している。

筐体に備えられている端子は、micro USB 2.0(主に充電用)、Micro HDMI、micro SDカードスロット、micro USB 3.0。

左側面に音声入出力端子、micro USB 2.0ポートが備えられている。

右側面にmicro SDカードスロット、micro USB 3.0ポート、Micro HDMI が備えられている。

すべてのインターフェイスを活用すれば、T100 Chi を充電しながら microHDMI ケーブルで TV に接続して USB内に入っているデータを楽しむといったことも可能。

僕が以前所有していた Yoga Tablet 2 の8インチ版は micro USB ポート1つと micro SDカードスロット1つのみだったので、充電しながら USB メモリを読み込むことはできなかった。

T100 Chi キーボードドックのレイアウトや操作感など

Windows 搭載の 2in1 ということで、気になるのはやはり拡張性やキーボードの操作感。タブレットとして使うのであればあまり重要ではないが、PCとして使用するのであればチェックしておきたいところ。

T100 Chi に付属するキーボードは、Bluetooth接続で T100 Chi と繋がる。重量はなかなかのもので、実測で 545g だった。外装が金属製ということもあるが、タブレットを支えるとなるとキーボード側にもある程度の重量がないと支えられないからだと思われる。

キーボードの打鍵感は良好。僕のメインPC である MacBook Pro よりもキーストロークが深い。フルサイズのキーボードではないものの、慣れればかなり打ちやすそうな印象を受ける。

キーボードの充電は micro USB 端子から。個人的には Xperia Z3 Compact やカメラなど、ほとんどのガジェットと共有して使えるので荷物が減って大助かり。

ただ、薄さを重視しすぎており拡張性は低い。HDDやバッテリーはもとより、せめてキーボード側で通常サイズの USBポートや SDカードの挿入口があれば文句はないのだが……。

キーボードドックに備えられているトラックパッドは、キーボード全体のサイズの割に大きめなのでマウスがなくても操作が苦ではない。ただ Bluetooth で T100 Chi と接続しているため、明らかにラグがあったりスムーズな操作ができないことも。この辺はタブレットなのに”トラックパッドがあるだけマシ”と割りきって使用する必要がある。