本日10月25日、iPhone や iPad などの iOS 端末向けにiOS 10.1 が正式にリリースされ、公式に『【iPhone 7 Plusカメラ】ボケ味が美しい「ポートレート」レビュー。作例13枚の比較、失敗し易いシーンなど』で紹介しているポートレート撮影や Apple Pay が使えるようになった。
僕は既にパブリックベータ版(β版)の iOS 10.1(14B55c)にアップデートしており、β版のままで Apple Pay の設定を行ったところ、シャッター音無効化のバグも持続しつつ、Suica を使うことができたので記事にしておきたい。
追記:なお、この情報はアップルのパブリックベータ版の契約上「Apple Beta Software Program の参加者以外の人にパブリック・ベータ・ソフトウェアの話をしたりその画面を見せたりすることなどは禁止されます。」とのことなので、ベータ版のプログラムの参加者のみこの記事を読み進めてもらいたい。
アクセシビリティの AssistiveTouch のバグを用いたシャッター音無効化
iPhone 7 / 7 Plus が発売された際に「アクセシビリティの AssistiveTouch のバグを用いたシャッター音無効化」が流行った。iOS 10 からシャッター音の音量が以前よりも上がっており、更に iPhone 7 / 7 Plus においては「カシャ!!!」という音でノイローゼになるのではないかと思うほどボリュームが大きく、これにストレスを感じている人にとっては最高のバグだった。
しかし iPhone ユーザーの喜びもつかの間。被写界深度エフェクトと Apple Pay の代償に、iOS 10.1 でまたあの爆音が蘇ってしまった。
でもパブリックベータ版の iOS 10.1 でも Suica 使えてシャッター音無効化もそのままでした。
僕は Apple Pay は使ってみたいが、シャッター音が強制になるのが許せなかったので、アップデートは見送ることにしていた。しかし周りが設定していて気になったので、Apple Pay の設定を β版 iOS 10.1 でもしてみたところ、なんと設定できた。クレジットカードの登録も問題ない。
まぁ実際に使うのは正式な iOS 10.1 にしないとダメなんだろうと思いつつも、駅の改札で何気なくかざしてみると、iPhone 7 Plus がブルっと振動して通ることができた。スターバックスコーヒーでも Suica でコーヒーを買ってみたが、こちらも問題なし。
みんなが悩んでいるシャッター音についても AssistiveTouch で「消音」に設定すれば、シャッター音が鳴らない。なので電車内のスクリーンショットや、イベントやセミナーでの写真撮影でカシャカシャと耳障りなシャッター音を気にする必要も無さそうだ。
まとめ
状況をまとめると
- パブリックベータ版の iOS 10.1 のまま
- Apple Pay が設定でき、Suica の読み込みも可能
- クレジットカードも登録可能
- シャッター音無効化のバグがそのまま持続
といったところ。まだ1日しか使っていないし、あくまで自己責任でお願いしたいが、僕が使ってみた感じだと現在 iOS 10.1 のパブリックベータ版で iPhone 7 / 7 Plus を運用している人は無理にアップデートしなくても良さそうだ。
まだクイックペイを用いたクレジットカードで支払いはしていないのでこちらも後で追記したいと思う。