カメラと写真

カメラと旅と、メルボルン。スナップメインの僕が撮影に持っていくカメラ機材

カメラと旅と、メルボルン。スナップメインの僕が撮影に持っていくカメラ機材


良い旅にお気に入りのカメラは欠かせない。

これまでに何十回と海外への旅をしてきたのだけれど、いつも僕と一緒の相棒はカメラだ。昨年の夏に手に入れた Leica M10 はとくに気に入っていて、チェコやオーストラリア、台湾、タイ……と、この1年間は彼と旅をしている。

いや、正確には「このカメラでシャッターを切ったら、いったいこの地ではどんな写真が撮れるのだろう」という好奇心から、積極的に旅程を組んでいるといっても過言ではない。今回はそんな僕が『カメラと旅と、メルボルン』に持っていったカメラ機材を紹介しようと思う。

 

▷第1回:カメラと旅と、メルボルン。ライカで切り取る8泊9日のオーストラリア旅

※この記事企画『カメラと旅と、メルボルン。』は、オーストラリア・ビクトリア州の観光局とカンタス航空のサポートを受けて旅に出ています。

 

メインのカメラは Leica M10


まずは僕にとってお馴染みの Leica M10。オートフォーカスはできないし、食事などの手元を撮るのは苦労するし、手ブレ補正もついていない不便なカメラだ。でも撮った写真を後で見返すと「……これ、僕が撮ったの?」と、不思議なほどに魅力的な絵に仕上がっているのだから、こればかりはやめられない。

まあ僕の場合は、撮った絵を Lightroom という加工ツールで加工するから「Leica の絵じゃないとダメ」ってことはないのだけれど。でも Leica M10 のファインダーを覗いてからシャッターを切るまでの所作が心地良いから使っている。だってこの感覚が好きだから海外までわざわざ来ているのだから。

もちろんこの機能性とか絵の質感の好みは人それぞれだし、自分に合ったカメラを選べば良いと思うけど、僕が今一番好きなのは、手のかかるこの Leica M10。

 

僕と Leica M10 を読む

 

フォクトレンダー ULTRON 21mm F1.8 Aspherical|コシナ


「広大な景色をダイナミックに撮りたい! 」ということで、今回の旅のために新調したのはフォクトレンダーの『ULTRON 21mm F1.8 Aspherical』という広角レンズ。

実は前回のオーストラリア旅でも『COLOR SKOPAR 21mm F4P』という同じ焦点距離のレンズを持っていったのだけれど、F4〜だとちょっと暗くて使えるシーンが限られるので、F1.8〜 の Ultron を手に入れたというわけ。おかげで夜や暗い場所での撮影も快適だし、ダイナミックな写真が撮れるので楽しかった。

フォクトレンダーのレンズは手にしやすい価格帯なのに、レンズの性能は高くてシャープに写ってくれる点が好き。

 

広角をポケットに入れて持ち歩く。Leica M10 と『フォクトレンダー COLOR SKOPAR 21mm F4P』で撮った作例

 

広角も標準もこなせる万能型な単焦点レンズ『SUMMICRON-M 35mm f/2 ASPH.』


「21mm と 50mm があるから使わないかな? 」と思いつつ、一応スーツケースに忍ばせていた『SUMMICRON-M 35mm f/2 ASPH.』。

今回は案の定使わなかっけれど、身軽にいきたいときには、Leica M10 にこのレンズを装着しておくだけで、ほとんどのシーンで事足りるから便利だ。

 

SUMMICRON-M 35mm f/2 ASPH.

 

フォクトレンダー NOKTON(ノクトン) 50mm F1.2 Aspherical VM


前に記事でも紹介しているが、『NOKTON(ノクトン) 50mm F1.2 Aspherical VM』はF1.2 と明るく、開放からシャープで安心感のある 50mm の標準レンズ。基本的にはこのレンズをつけっぱなしで、メルボルンの街を切り取っていた。

F1.2 はそれなりに周辺減光もあり、ボケ感も楽しめるのでストーリー性のある画作りに丁度良く、F2.8 以上に絞ればフラットでシャープな一枚に仕上がるのも嬉しいところ。

ずんぐりむっくりとしていて大きいところが難点だけれど、スナップするならこのレンズがとにかく楽しい。

 

Leica M10 に『NOKTON 50mm F1.2 Aspherical VM』を付けて試し撮り! F1.2開放でもかなりシャープ

 

135mm f/2.8 Elmarit-M III


旅先では「あ、このシーンはもう少しだけ寄れたら面白いかも……! 」と感じることも少なくない。そんなときにはこの『135mm f/2.8 Elmarit-M III』がとにかく楽しい。

ピントリングは重たいし、僕の Leica M10 のレンジファインダーだと精確なピント合わせは難しいのだけれど、ふわりとした暖色寄りの味を感じる絵に仕上げてくれる。

このレンズが作られたのは1976年から1996年の間。カナダライツ製のオールドレンズだ。F2.8 と控えめなスペックだが、中望遠で 1kg を切るのでちょっとしたショルダーバッグにも忍ばせられる。

 

ライカで楽しむ圧縮効果。3万円〜で買える中望遠レンズ『135mm f/2.8 Elmarit-M III』レビュー

Leica エルマリート M135mm F2.8 2nd

 

カメラ用のアクセサリー

写り込みが消え去るレンズフード『Ultimate Lens Hood(ULH)』

機内や展望台などガラス張りのシーンで役立つのが、このレンズフード『Ultimate Lens Hood(ULH)』。レンズと窓の間から入る光を遮断し、室内の照明や自分の影の写り込みを無くすことができるので、夜景を撮る際などに重宝する。

以前PR用に提供してもらったものだが、便利なので旅先には必ず持っていく。

 

夜景撮影や水族館の反射を防止する。ジャバラ式レンズフード『Ultimate Lens Hood(ULH)』レビュー[PR]

 

小さな巨人のような三脚『Leofoto MT-03+MTB-19』

自撮りをする際や、夜景など長時間露光をする際に必ず必要なのが三脚。旅先では機動性高く動きたいので、僕は小型の卓上三脚を愛用している。

とくに最近買った Leofoto の『Leofoto MT-03+MTB-19』は、耐荷重が 3kg と必要十分で、雲台の調整もかなりラク。重たいレンズを装着しても、止めたいところでピタリと止められるのが嬉しい。しかもかなり無理のある体勢でも大丈夫なので重宝する。

 

こんなふうにクモのように引っ掛けることもできるし、旅には最適なミニ三脚だと感じている。

 

 

まとめ

こんな感じで、今回僕が『カメラと旅と、メルボルン。』に持参した機材を紹介してみた。正直なところ Leica M10 は趣味が行き過ぎたカメラなので、きっと誰の参考にもならない機材紹介になってしまったかもしれない。まあ完全に自己満足な記事だ。

せっかく旅をするのだから、お気に入りのカメラとレンズと旅をしたいと思うのは、きっと僕だけではないはず。「ああ、あの時の旅はこの機材で写真撮ってたんだなあ」と思い返すのも楽しいので、旅に出る前に機材の写真を撮っておくのも面白いかもしれない。

 

▷このカメラで撮った写真は『僕とLeica M10』で見られます。

 

追記:現在オーストラリア全土で、前例のないほど大きな山火事が発生しています。僕がこの記事企画で訪れたビクトリア州も、この山火事で非常に苦しんでいます。もしこの記事を読んで「オーストラリア、いいな」と思ってくれた人は、ぜひ災害救助の寄付もしていただけたら嬉しいです。