複数国を流れるように旅をするなら。SIM要らずの海外Wi-Fi『jetfi』が便利


複数の国を流れるように旅するならば。

台湾や韓国ならまだ良いけれど、ヨーロッパや東南アジアなど複数国を跨いで旅をするときにけっこう困るのがスマホなど「データ通信の環境」。現地の SIM は便利だけれど、他の国に訪れるとぱたりと圏外になってしまったりもするし、必ずしも必要なときにフリー Wi-Fi があるとも限らない。

旅、チェコ。』のデータ通信で一役買ってくれたのが、クラウド SIM を搭載する海外旅行者向けの WiFi ルーター『jetfi(ジェットファイ)』。今回は貸し出しプログラムで借りて使うことができて使ってみたのでレビューをしておきたい。

 

■jetfi のココが良い

  • トランジットなど複数国をまたぐ際でも快適に通信できる
  • 大容量バッテリーなので1日中持つ
  • 分かりやすい料金体系と大きいデータ容量

 

■jetfi のココが残念

  • Wi-Fi 接続なのでうっかり写真などをクラウドにバックアップするとデータ制限に引っかかる(他社海外Wi-Fi も同じ)
  • モバイルバッテリーも兼ねているので重たい
  • 現地SIMと比較するとやや高い

 

▷jetfi の公式ページをチェックする

 

クラウドSIMでストレスフリーの WiFiルーター「jetfi」とは?

  • 世界100カ国以上の国と地域でデータ通信が可能(LTE通信含む)
  • 5350mAh の大容量バッテリー搭載で15時間以上連続で通信できる
  • 複数国を跨ぐ旅でも「電源を入れるだけ」ですぐデータ通信が可能

 

jetfi は「クラウドSIM」と呼ばれる技術を用いたいわゆる「海外Wi-Fiレンタルサービス」で、難しい設定を必要とせず、世界100カ国以上の国と地域で LTE のデータ通信が可能なサービスだ。

日本人が海外に出かける際に使う海外用 Wi-Fi ルーターは複数国間では使用不可なモノも少なくないが、jetfi はどの国に訪れても(プラン内であれば)電源を入れるだけでデータ通信が行える。SIMカードの入れ替えや APN 設定も必要ないのでものすごくラク。

実は前にも記事を書いたのだけれど、そのときに中国やオーストラリア、ドイツなど複数国を移動したため、地図表示や翻訳などの「命綱」としてたいへん重宝した。ありがたや。

海外Wi-Fiルーター「jetfi」の速度や使用感レビュー。ドイツや中国など4ヶ国で使ってみた感想

 

海外でよく感じる通信環境の悩み

  • 現地SIMは安くて大容量だけれど SIMフリースマホが必須
  • 設定方法が分からずに結局街なかのフリー Wi-Fi だけを使った
  • トランジットや他の国に入るときにも別途その国の SIM が必要

 

旅慣れた人やガジェットに詳しい人ならば「世界60の国と地域で使えるSIM。チェコなどの旅は『Three SIM』が安くて大容量でおすすめ」のように現地で手に入る SIM を購入して使えば良いのだけれど、「SIMって何……?」「SIMフリースマホなんか持ってないよ! 」という人も少なくないはず。

実際、周りの友人や親なんかに「ISDD と APN 設定をして現地のSIM使ったほうが安いよ!」と伝えても難しい話だし、僕らのような旅やガジェットが好きなブロガーでも上手く通信できなかったりと、煩わしいのはたしかだ。

価格やデータ通信量を抑えるためにリスクを負うのならば、『Jetfi』のような “海外Wi-Fi” を持っていくのも手だと思う。

▷jetfi の公式ページをチェックする

 

jetfi の料金体系や1日のデータ容量など


料金プランについては情報が変わりやすいので詳しくは公式ページを見てほしいが、記事執筆時点では上記のようなシンプルなプランだ。

他にも短期留学に嬉しい30日~90日間使える『長期利用パック』といったプランも提供しているが、基本的には『アジアプラン』と『グローバルプラン』の2種類。

 

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【アジアプラン:アジア29ヵ国対象】

対象国:中国、香港、マカオ、日本、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、カザフスタン、モンゴル、インド、バングラデシュ、スリランカ、パキスタン、ネパール、ミャンマー 、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、カタール、バーレーン、イスラエル、ヨルダン、イエメン

 

【グローバルプラン:世界中100ヶ国対象】

  • ヨーロッパ :イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、スイス、オーストリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、アイスランド、スペイン、ポルトガル、イタリア、チェコ、ハンガリー、ギリシャ、トルコ、ロシア、ポーランド、クロアチア、アルバニア、ブルガリア、キプロス、エストニア、リトアニア、ラトビア、マルタ共和国、ルーマニア、セルビア、スロベニア、スロバキア、ウクライナ、リヒテンシュタイン、オーランド諸島、モナコ、バチカン、サンマリノ
  • アフリカ:エジプト、ガーナ、ケニア、モロッコ、モーリシャス、ナイジェリア、チュニジア、タンザニア、南アフリカ共和国、ザンビア、アルジェリア、アンゴラ、西サハラ
  • アメリカ:アメリカ合衆国(ハワイ、アラスカ、グアム、サイパン含む)、カナダ、メキシコ、パナマ、コロンビア、ベネズエラ、ブラジル、アルゼンチン、チリ、ペルー、プエルトリコ、グアテマラ、ニカラグア、エルサルバドル共和国、コスタリカ、ボリビア、エクアドル、ウルグアイ、ドミニカ共和国
  • オセアニア:オーストラリア、ニュージーランド、フィジー

 

 

実際にチェコとドバイで使ってみた

そんな jetfi をチェコとドバイで実際に使ってみた。今回の旅はチェコが主な目的地だが、途中で経由するドバイでは数時間のトランジットが発生する。そのためドバイでの SIM を購入せずに jetfi で対応してみた。

jetfi の電源を入れるだけで、自動的に通信可能な回線を探してデータ通信ができる状態まで持っていってくれる。到着して機内にいる状態から SNS の通知を確認できる。これで『ちょっとチェコに行ってきます|旅、チェコ。』など記事を投稿することができた。

 

そしてチェコ現地では、iPhone にローミングSIM を挿していたので、Surface Go など PC 作業時に使ってみた。ホテルの Wi-Fi が遅いときでもデータ通信ならば快適だ。

こんな感じで10日間ほど使い込んでいた。

 

jetfi の速度について

jetfi は基本的にローミングの技術を用いているため、速度についてはデータローミング SIM とほぼ変わらない印象。「jetfi だから速い!」とかではなく、現地の通信環境に左右されるイメージだ。

それでも作業ができるくらいの速度は保っていた。以下は以前使用した際に計測した速度。まあこれだけ速度が出ればある程度は快適に使えると思う。

 

 

jetfi のデータ通信容量について

今回僕は 500MB プランを借りて旅に出た。通常であれば1日500MB あれば全然足りるし、日本の SIM でも1ヶ月7GBも使わないので十分だ。ただ注意したいのが

 

  • iPhone など Wi-Fi 環境下で大容量データ通信をする設定をオフにする
  • iCloud に写真を自動保存をオフにする
  • アプリのアップデートをオフにする

 

などにしないと、勝手に裏で大容量のデータ通信をしていることがあり、あっというまに 500MB に達してしまうことも。これは注意したい。

 

まとめ:到着してすぐ使える jetfi は旅におすすめ

こんな感じで「海外 Wi-Fi レンタルサービス」の『jetfi』について紹介してみた。旅慣れた人ならば『世界60の国と地域で使えるSIM。チェコなどの旅は『Three SIM』が安くて大容量でおすすめ』で紹介している SIM も購入しておくのがおすすめだが、複数国を跨いで旅をするのならば、SIMが関係ない jetfi をおすすめしたい。

 

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