トバログを開設してからほぼ毎年やっている「今年買って良かったモノ」。ちょうど半年前に『トバログ的ベストバイ2017:本当に買って良かったモノ10選+1』という記事を書いているが、今回は2018年の上半期も終了したということで、2018年上半期のベストバイを選んでいこうと思う。
今回も毎月更新しているこれはとくに買って良かった! と思ったモノを独断と偏見で選び紹介していく。何を持ってベストバイとするかは、比較する対象によってまったく変わってくるので定義が難しいところ。
今回はシンプルに「『先月買ったモノ』の記事の中から「あれは良かった」と真っ先に思い浮かんだモノ」ということにしている。
▷【2017年上半期ベストバイ】トバログが選ぶ!本当に買って良かったモノ10選
▷トバログ的ベストバイ2017:本当に買って良かったモノ10選+1
2018年上半期ベストバイは『Leica T(Typ701)』でした
トバログにとっての2018年上半期のベストバイは『Leica T(とエルマリートTL f2.8/18mm ASPH.)』だった。今年の上半期も色々なモノを購入しているので何をベストバイにするのか迷ったのだけれど、あえてベストを選ぶのであればやっぱり Leica T かなあと。
買ってからほとんど毎日持ち歩いていたし、デザインが最高で持ち歩くのが楽しいカメラだったからというのがポイント。せっかくなので「どんなところがベストバイだったの? 」というところを紹介しておこう。
Leica T がベストバイである理由
- アルミ削り出しのミニマルな筐体
- APS-C センサー搭載で綺麗な絵が撮れる
- 軽くてコンパクト
Leica T がベストバイである理由は、上記の3点。まずは何と言ってもこのデザイン。アルミ削り出しのユニボディが美しく、無駄な印字やボタンなどが一切ないミニマルなデザインが特徴だ。
ミラーレス一眼なのでカメラ部分とレンズは別々なのだけれど、まるで最初から一体型モデルだったかのような佇まい。思わずため息が出てしまう。
重量はカメラ本体とレンズを合わせて419g ほど。コンパクトで軽量なのでいつでも持ち歩きたくなる。
Leica T でどんな写真が撮れるの?
実際に Leica T とエルマリートTL f2.8/18mm ASPH. で撮った写真。色味などはとくに加工せず、jpeg 撮って出し。青空の下で白い建造物や青を撮影すると無機質な雰囲気の仕上がりになりがちだが、昼下がりから夕方くらいに撮影した写真は、ライカっぽい赤みがかったオレンジ系の写真に仕上がる。
Leica T はちょっと古いカメラで、有効画素数が1630万画素とやや物足りなさは感じるところもある。とはいえ APS-C センサーを搭載しているため、立体感があり満足のいく写りになる点が魅力的だ。
35mm判換算で27mmなのでスナップシューター的にも使うことができる。
Leica T にフォクトレンダーの『NOKTON classic 40mm F1.4』を組み合わせると、エルマリートとはまったく違う表情を魅せてくれる。艶やかで、どこか情緒的。
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2018年ベストバイ……ではないけれど買って良かったモノ
カフェノマド時の最適解。シンプルでお洒落なバッグハンガー『Clipa』
- わずか48gと軽量ながら15kgと十分な耐荷重
- シンプルでクールな外観
- カフェやラーメン屋などバックパックを地面に置きたくないときに便利
目立たないだれど、実用性でいうとトップクラスに便利だったのが、バックパックハンガーの『Clipa』。
Clipa は、シンプルかつパワフルなバッグハンガー。わずか 48g のカラビナのような形状でありながら、なんと 15kg の荷物に耐えることができるスグレモノ。ガジェットなど重たい荷物を多く持ち運ぶ人でも十分な耐荷重だ。
ベストバイ級に買って良かったモノだと思っているが、まだ使いはじめて日が浅いので惜しくもベストバイならず。
こんな感じにバックパックに装着しておけば、カフェやラーメン屋などの飲食店でこのように引っ掛けておくことができる。PCやカメラを収納したバックパックを床に置きたくないという人にオススメしたいアイテムだ。
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10.5インチ iPad Pro(セルラー/256GB/シルバー)|Apple
- 格安PCの価格帯ながらハイスペックPC並みにサクサク動く
- セルラーなので Wi-Fi 環境やテザリング要らず
- 非常に軽量でコンパクト
- 1日外に居ても気にせず使えるバッテリーライフ
- 画像編集もストレスフリー(書き出しは重たい)
10.5インチ iPad Pro も本当に買って良かったモノの一つ。Leica T とどちらをベストバイにするかも迷ったほどに使っている端末ではあるが、まだブログ端末としてフル活用できていないので一歩及ばず。
いつでもシームレスにネット接続ができるように、僕はセルラーモデルを選んだ。また、容量は写真編集をしたいと思い、大量の写真データを保管しておけるように 256GB に。ちょっとした旅行程度であれば、iPad Pro だけを持ち歩くだけでも良い環境を整えてみたいという理由から。
Smart Keyboard も購入しているので、このように PC 的に気軽に使えるし、Lightroom もサクサク動くので重宝している。今はブログの執筆を、写真の編集から公開までを一貫して iPad Pro で完結するために試行錯誤中。
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ミニマルだけど大容量。ノイズのないバックパック『New Utility Bag』|UNIVERSAL PRODUCTS
- ノイズを感じないミニマルなデザイン
- 二泊三日くらいなら旅にも行けるくらい大容量
- 止水ファスナーやコーデュラナイロンで機能性が高い
季節ごとにバックパックが欲しくなる僕にとって、今年一番買って良かったバックパックが UNIVERSAL PRODUCTS の『New Utility Bag』だった。ファスナーだけでなくロゴすら見当たらないほどミニマルな外観が良いと思ったのと、コーデュラナイロンを用いて丈夫だというのも good。
またポケットの中が袋状になっていて、見た目よりも大容量というのも嬉しいポイント。パンパンに詰め込んでも膨らまず、二泊三日くらいの荷物くらいなら余裕で持ち歩ける。デイユースはもちろん、旅にも使えるという点が魅力的で購入した。
実際に荷物を収納して背負ってみるとこんな感じ。ミニマリスト感がある。セレクトショップ『1LDK』の製品なので、アマゾンなどでは購入できないが、これはベストバイとなってもおかしくないほどお気に入りだ。
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小さくて軽い名刺サイズのポータブル SSD『サムスン T3 500GB』|Samsung
- 約50g と軽量かつ名刺サイズで小型なので持ち運びに便利
- 転送速度が速く内蔵ストレージのような使用感
- 省電力なのでスマートフォンからの読み書きが可能
- USB Type-C ケーブルで接続できる
地味だけれど、500GB という容量ながら名刺入れよりも小型なポータブルSSD。コンパクトだけれど読み込みや書き込みが高速で、読み出し450MB/s、書き込み450MB/s という感じ。
毎日持ち歩いて、SDカードの容量がいっぱいになったらこちらにデータを転送している。省電力かつ USB Type-C ケーブルで接続ができるので、Galaxy Note8 とも接続してデータの転送ができる点も魅力的だ。
ベストバイとしてもおかしくないほど便利に使えているのだけれど、iPad Pro とデータのやり取りができないというところで、若干の不便さを感じる。旅や日常生活で写真など大容量データのやり取りが多い人にはおすすめしたい。
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まとめ
こんな感じで、僕の2018年上半期のベストバイを紹介してみた。ここで紹介していないモノでも「これは良い!」というのはいくつもあるのだが、用途が他のモノと被っていたり、使いどころが限られていたりするため、そういったモノは除外している。
読者の皆さんのベストバイはなんだっただろうか?
▷【2017年上半期ベストバイ】トバログが選ぶ!本当に買って良かったモノ10選
▷トバログ的ベストバイ2017:本当に買って良かったモノ10選+1
2017年のベストバイ記事はこちら(画像クリック)