トバログの作業環境(暫定)。
最近は “こういう状況” ということもあり、「リモートだからデスク環境を整えたい」「副業とかやってみたいし部屋に作業環境作ろうかな」という人も多く、よく「おすすめのデスク」「オフィスチェア」の質問をいただく。
僕はここ数年フリーランスとして自宅の一室を「見た目もそれなりにこだわって」「機能性も高く」「狭くても快適に」をテーマに『賃貸でも書斎のある暮らし』というタグで発信してきた。
そんなわけで、2年くらい掛けて徐々に快適な空間となってきたため、暫定版としてあらためてまとめておこう。
※記事内で使っている写真は各記事を執筆した際のものなので、微妙に配置が変わっていたりします。
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自宅に構える仕事部屋。トバログの作業環境
まあ最新のモノは別途記事に書こうと思っているが、トバログの作業環境はこんな感じ。自宅の4畳ほどの狭い部屋を「書斎」として活用していて、ここでブログを書いたり写真やYouTubeの動画を撮っている。
まだまだ完璧ではないが、それなりに快適にはなってきている。それぞれ項目別に紹介していこう。
午前中は立って、午後は座って使える『スタンディングデスク』
詳しくは『景色の見えるカフェにあるカウンターテーブルをDIY』でも紹介しているが、デスクは完全オリジナル。ホームセンターで5,000円ほどで買ったパイン材の天板に、FlexiSpot というメーカーから提供してもらった全自動スタンディングデスクの脚(4万8,000円くらい)を用いている。
電動式のスタンディングデスク、正直なところ天板が好みのモノがなくて導入予定はなかった。しかし FlexiSpot のスタンディングデスクは天板が別売りで、元々使っていた天板が使えることから導入を決めた。
高さが 60cm 〜 123cm とかなりのレンジがあり、天板も110cmから180cm とサイズが比較的自由な点も嬉しい。
こんな感じで午前中は立ちっぱなしで作業、午後は座って夕方からまた立つといったように、身体に負担がかかりにくい形で1日中作業できるのが嬉しい。
自宅で作業する場合、会議もランチも自宅で済ませるため、座っている時間がオフィスよりも長くなる。身体のコリはもちろん、座りっぱなしだと坐骨神経痛になる恐れがあるため、スタンディングデスクはリモートワーカーにおすすめだ。
余談だが、普段猫背になりがちな人はこんなふうにトレーを用いてデスクの角度を付けるのもおすすめ。僕はずっと使っているとこれはこれで別のところが凝ってくるので、通常モードとトレーを用いたモードで使い分けている。
【記事と商品リンク】
デスクワーカーなら絶対買いたい『オフィスチェア』について
自宅で作業をする場合、1日10時間以上座って作業することもしばしば。人生の長い時間をイスの上で過ごすとなると、できるだけ身体に負担の少ないオフィスチェアを選びたい。
そんなわけで僕が使っているのはオフィス家具で有名なオカムラのコンテッサという高級オフィスチェア。定価だと20万円近くするが、実は中古だとけっこう安く購入できる。僕は型落ちの中古品をトレジャーファクトリーで4万2,000円ほどで購入したが、かなり満足。
背もたれもしっかりしているし、座面もメッシュでなにより座ったときの安定感が安いモノとは段違い。
オフィスチェアは安い新品より高い中古がおすすめ
余談だがよく家具店で1万円ほどでそれっぽいイスが売っているが、それを買うくらいなら、個人的には中古でも良いから高級オフィスチェアを買うことをおすすめしたい。
これ、カメラに例えると「新品できれいな 1/2.3型センサー搭載のカメラ」と「中古型落ちだけどAPS-Cセンサー搭載のカメラ」くらい違う(分かる人にしか分からないか)。とにかくそれっぽい見た目の安いエントリーモデルを買うくらいなら、型落ち中古でも元々は高いモノを買った方が圧倒的にコスパが高いということだ。
【記事】
肩コリ解消&作業がしやすくなる『外部ディスプレイ』
僕のメインマシンは15インチ MacBook Pro というノートパソコン。これ単体でも快適に作業はできるが、「より作業効率をアップさせたい」「首の疲れを軽減させたい」という点から外部ディスプレイ + ディスプレイアームを活用している。
自宅で小一時間作業する程度ならディスプレイは必要ないが、1日中ノートパソコンで作業するのなら外部ディスプレイは必須といっても過言ではない。僕は前に記事広告で紹介した27インチの外部ディスプレイに、モニターアームを設置している。
これまで色々なサイズのディスプレイを試してきたが、個人的には27インチ以上のサイズの4Kディスプレイがおすすめ。作業領域が広く、文字も見やすいのでかなり快適だ。
モニターアームを導入するメリット
モニターアームを導入するメリットとしては、「高さがもっと自由に調整できる」「デスク上がすっきりする(ディスプレイの下が空く)」という点。
まあ必須というわけではないけど、PC作業をしないときには壁に寄せておけるし、スタンディングデスクをした際にもより最適な位置にディスプレイを調整できるのでおすすめ。
今僕が使っているのは3,000円くらいで買ったモノだけど、アームがホワイトカラーという点と、ケーブルをアーム内に隠せる点が気に入っている。
【記事】
デスクをすっきり&作業を快適にする『キーボードとマウス(トラックパッド)』
まあこれは別に必須というわけではないが、腱鞘炎防止や長時間の作業でも疲れにくくするために便利。あとは外部ディスプレイを導入すると、別途キーボードとマウスがあるとすっきりする。
僕は前に記事でも紹介している HHKB BT という Bluetooth キーボードを愛用している。軽いタッチでサクサクと文字入力ができるし、使っていて気持ちが良い。たまに2台使ってセパレートっぽい感じで肩を広げて使う。
マウスはロジクールの MX Master 2S というモデルと Apple 純正の Magic TrackPad 2 を使い分けている。マウスの方が身体への負担が少ないものの、動画編集の際などはトラックパッドの方が直感的なので、用途や疲れ具合で使い分けているという感じ。
「これがおすすめ! 」というモノはとくにないが、僕はこれらを愛用している。
【記事】
- 『HHKB Professional BT』実際どうなの?半年使った良い点、残念な点を詳細レビュー
- 【使った】新モデル『HHKB HYBRID Type-S』は何が違うの?前モデルと比較レビュー
- ミニマルで快適な操作感。『Magic Trackpad 2』レビュー
デスク環境を整えるうちに雑然となりがちなケーブル、コードの『配線周り』
自宅の作業環境を整えようとすると、意外に苦戦するのがケーブル類やコード周りだろう。とくにスタンディングデスクを導入すると、上下する分ケーブル類管理の難易度が高くなる。
というわけで、僕は「タコ足配線も充電器類も全部デスク裏のラックに隠してしまうスタイル」でやっている。こうすることで、デスクからだらりとしたコードが1本で済むし、スタンディングデスクを上下させても大丈夫。
スマホやタブレットなどの充電ケーブル類もデスク上に設置することで、デスクを上下させた際にスマホがデスクから落ちるというアクシデントも防げる。スタンディングデスクユーザーにはこの手法がかなりおすすめ。
【記事】
意外に冷える足元周りの暖房
これは直接的にデスクワークと関係があるわけではないが、暖房を付けていても足元がけっこう冷えるのが自宅オフィス。そんなわけで僕は足元の暖房としてオイルヒーターを導入している。
じんわりと空気ごと暖かくなるので、気持ち的には真冬でも5月くらいの感覚で作業できるし、乾燥肌の僕としては足元が乾燥して痒くならないのも嬉しい。
また足元だけじゃなく部屋全体もじんわりと暖かくなるので、指先が冷えがちな僕にとってはかなり重宝している。電気代はちょっとだけ高くなるけど、エアコンと組み合わせるとかなり快適だ。
BGMで楽しく作業
自宅で作業する最大のメリットは、自分の好きな環境で好きなBGMを流しながら仕事ができる点だろう。BGMを流すならPCからでも良いし、iPad から流しても良いけど、僕はスマートスピーカーから流している。
ちょっと前に AIスピーカーの Echo Show 5 を導入したので、それを外部のスピーカーと接続し、それなりに良い感じの音でBGMを楽しむ。Spotify などと連携し、「◯◯を流して」と話しかけると自動的にBGMが掛かるのも嬉しい。
Echo Show 5はディスプレイが備わっているので、会議の予定などをGoogleカレンダーに入れておけば、時間を忘れずに過ごせるのも魅力。
【記事】
マッサージチェア
これもう本当に必須というか、仕事だけではなく生活の質がワンランクアップするのでおすすめ。僕は最近イスに座りながらでも使えるシートマッサージャーを購入したけど、3,000円くらいのクッションマッサージャーでも十分に快適。
とくにこの時期は濃厚接触レベルの高い整体や指圧店に行くのもちょっと気が引けると思うので、そういうときでも自宅で気軽に身体をほぐせるのが嬉しい。
【記事】
まとめ
こんな感じで「トバログって普段はどんな環境で作業しているの?」という趣旨の記事を書いてみた。今はちょうど収納部分の模様替えをしたり、あれこれしているところだけど、まあデスク環境という意味ではほとんど完成形に近い。
まあどれもこれもが万人受けするアイテムや環境ではないけれど、普段から自宅にこもって作業している僕は「こんな環境で作業しているよ! 」ということで。
今回はまとめ的な記事だが、書斎については『賃貸でも書斎のある暮らし』というタグで、普段便利に使っているアイテムについては『仕事効率化』で紹介しているので、よかったらチェックしてみてほしい。
ほかの人のデスク環境(というかブログ環境)を覗いてみたいという人は『#わたしのブログ環境』というタグで自宅の作業環境をまとめているので、良かったら見てみてほしい。